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【Radikon-ラディコンー】蔵出しワインをリリースします‼

Radikon【ラディコン】はイタリア北東部、スロヴェニアとの国境の町オスラーヴィアで戦後間もなく、スタニスラオ(通称スタンコ)・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。現当主はスタンコの息子サシャ・ラディコン氏(写真の人物)。
 1980年代後半までは培養酵母を添加、ステンレスタンクで温度管理をしながらの醗酵といった当時“伝統的”とされてきた手法を採用し、前当主スタンコ氏(2016年逝去)は、1980年代後半からは小樽での醗酵・熟成こそがクオリティの高い白を造る為には重要だと考えるようになります。加えて、彼の住む土地コッリオは伝統的に白の生産地域。複雑で、なおかつ自然な造り&味わいの白を造ろうと考えた時に思いついたのが「オレンジワイン」の醸造法。今ではかなりスタンダードになりましたが当時は珍しく、試験的に行っていましたが1996年、白ワインの全生産量に対してマセレーション(=果皮を漬込んで醗酵)を開始(1週間程度)。1997年頃から大樽で3年熟成させ、マセレーションの期間もアルコール醗酵の最後まで行うようになります。
 長期間の醸し醗酵による、ブドウから最大限の抽出を行うようになってから、タンニンを丸くするために樽での熟成期間も長くし、ボトリングしてからも香り味わいが花開くのを待つために、ビン熟成も長く取るように。ゆっくりとした時間の流れから生み出される唯一無二のRadikonのワインは飲み手を魅了し、飲んでいるときは時間が止まったような、深く優しい気持ちにさせてくれます。
 
 そしてRadikonの大きな特徴である500㎖と1000㎖の2種類のボトルサイズで販売するスタイルについて。「白ワインとはいえランチに2人で750mlは多いなー。だけど375mlだと少しもの足りない…。」スタンコ氏はそこから「特に自分の造るようなワインこそ、500mlにしたらもっと活躍の場があるはずだ!!」と、この2つのサイズでのリリースを思いついたのだそうです。
 そしてラディコンはサイズを変えること以外にも、年々減っている良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを危惧して、コルク業者に今までにない小さなコルクを、瓶業者に今までにない小さな口径の瓶を開発してもらい、エディ・カンテと共に“良質な天然コルクをより多く確保していこう!”という趣旨のプロジェクトを発足しました。

スタンコ亡き後ワイナリーを引き継いだ息子サシャのアイデアで誕生した『"S(サシャ)"シリーズ』は普段のボトルと同じ750mlサイズ。他の上級ワインに比べて熟成期間も短く価格もリーズナブルで、ラディコンの入門的存在なため、初めてラディコンを飲んでみようかな、という方におススメです。