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Alexandre Dalet - Grabuge 2021 アレクサンドル・ダレ/グラビュージュ Gren/Syr

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🧑🏻‍🌾 Alexandre Dalet アレクサンドル・ダレ 🏡 Les Champs Délicieux 🍷 Grabuge 2021 VdF 赤辛口フルボディー グラビュージュ 🍇 Grenache 70%、Shiraz 30% グルナッシュ、シラー 📍🇫🇷 France Provence地 仏プロヴァンス地方 Crunchy red fruit, spice and good tannin, to enjoy with a good bread, pâté and pickles. 騒ぐこと、不均等でバラバラな動きを意味するキュヴェ名です。グルナッ シュとシラーを除梗後 8 日間醸しプレス、グラスファイバータンクで発酵、 ステンレスタンクで熟成しました。明るいパープルルビー色、クランベリー やラズベリーのやさしい香り立ち、丸みのあるアタックに穏やかなタンニ ンに摘みたてベリーの酸が溶け込んだ味わいでほろ苦さが目立ちます。 品種/収穫/樹齢 グルナッシュ 70%(手摘み/平均60年) シラー 30%(手摘み/平均50年) 土壌:粘土 砂 石灰・標高&向き:300m 南東 9月11・12日収穫 除梗後グラスファイバータンクで8日間醸し、水平式圧搾 25hlのグラスファイバータンクで発酵 15hlのステンレスタンクで熟成 無濾過・無清澄/瓶詰め:2022年6月16日 無添加 トータル:10mg/L未満 Alc.:14% Alexandre Dalet プロヴァンス地方 アレクサンドル・ダレ WINERY:プロヴァンス地方リュベロン、脱力系ナチュラルワイン ワイン生産を始める前は免疫学の研究者で、ワインの勉強は特にして おりませんでした。 ナチュラルワインに興味を持ち、5年間もの有給休暇を使ってルーション のDomaine du bout du monde(ドメーヌ・デュ・ブ・デュ・モンド)やジュラ のdomaine Ganevat(ドメーヌ・ガヌヴァ)で仕事をして栽培と醸造を学び ます。2015年にはルーションのDomaine du Possible(ドメーヌ・デュ・ポッ シブル)で初めてle Gringalet(ル・グランガレ)という自分のキュヴェをつくり ました。 ドメーヌ・デュ・ポッシブルで初めて醸造の経験をした後、2016年リュベ ロン地方のルールマラン村近くに落ち着き、自分のワイン生産を始めまし た。リュベロン地方は、一般的にプロヴァンス地方の中にあるリュベロン地 方自然公園あたりを指し、アヴィニョンの東一帯、エクサン・プロヴァンスの 北一帯に位置します。山々に囲まれた自然豊かな村が点在し、プロ ヴァンス地方特有の温暖な気候に加え、段状の丘に集落が建つ「鷲の 巣村」を特徴としています。フランスの美しい村にも常に上位に選ばれている美しい風景が見られます。この地で2016年から醸造を始めます。醸造ス ペースはたったの25平方メートル、生産量は2、3のキュベで合計10HL、近所からの買いブドウだけで作りました。ここが彼の独立の原点です。 現在彼が手入れをする畑の面積は約4haになりましたが、古木も多いので生産量は非常に少ないです。ですので、30%ほどはオーガニックの買い ブドウで賄ってワイン生産をしています。2019年には北東へ10kmほどいったキュキュロン村のシャルドネも仲間入り。畑はすべて手作業、ビオロジック で畑の管理をしています。試行錯誤をしながらの毎日が続いており、例えばブドウに競争力をつけるため畑の列にマメ科の植物を植えてみましたが、 それが大きくなりすぎて作業が超大変になり大後悔、、、、「来年は別の方法を考えよう、、、」といった具合です。 収穫はもちろん手作業、発酵ももちろん天然酵母です。基本的に赤は除梗をしませんが、年によって、ブドウの状態によって見極めています。白は 全房のままプレス、キュベによってはマセラシォンを行っています。一部キュベに少量のSO2を瓶詰め前に添加することはありますが、基本的に何も加 えないというのがアレックスワインのポリシーであります。 アレックスのワインと出会ったのは昨年秋。3年目のヴィンテージにしてはセンスあるワインを造るなというのが第一印象です。新しすぎる生産者はワイ ンの性質の中に、偶然や不安定の要素が多く、この"今"だけでは測りにくい面があります。彼も例外ではないのですが、南のテロワールを感じさせつ つも軽快な飲み口とたっぷりの赤系と黒系果実両方からくるエキス、しなやかなで脱力系の酸味とミネラル、流行のスタイルでいてクラシカルな要素や プロヴァンスらしさも併せ持つ、ワインの中に見え隠れする個性豊かなセンスとスタイルが気に入りました。一番に買っているところは、彼の真面目かつ 自由な性質からくる将来性。バスティアン・ブータローと共にこの先は南ローヌやラングドック、ルーションではなく、プロヴァンスの地でナチュラル・ワインを 背負っていける新たなスターになるかもしれない、と大げさな期待もささやかにしております。 今回ご紹介する彼の3年目のヴィンテージは、抜栓した日に飲み切ってしまうのがベストかもしれません。数人でワイワイガヤガヤと美味しい食事と 楽しい会話、ノリノリの音楽で食卓を囲みながら、グルグルと喉を通す。ぜひ心を開放して脱力エンジョイしてください。まだまだこれから発展していくこ と間違いなしの生産者です。

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