🏡 La Cascinetta ラ・カッシネッタ 🧑🏻‍🌾ジャンカルロ ボルトリン 🍷＋🍇 Ruche 2021 DOCG ルケ 100% (ピエモンテ州土着品種)赤辛フルボディー 📍Italy Piemonteピエモンテ州アスティ北東のカスタニョーレ・モンフェッラート村 ダークベリー→カシス、ドライプルーヌ、リコリス、バルサミコ、ハーブ、 トウシキミ、程よいタンニン、フルボディー（店長） 樹齢 11 年。収穫後、果皮と共に約 2 週間の醗酵。圧搾後、ステンレ スタンクに移し、酸欠状態にならないようこまめにオリ引きを行いながら 12 か月の熟 成。収量を抑え、ブドウが完熟するまで収穫を遅らせたルケは、強烈な糖度の高さと 芳醇すぎる香りを身にまとう。2021 年は水不足の影響が深刻で、非常に凝縮した収 穫を迎えたヴィンテージ。しかし高次元でバランスがとれているため、果実味、アロマ ティックさ、フレッシュさ、素晴らしい香りと広がり。 「2020、2022 もだけど、しばらくずっと暑い年が続いているよ、、。」、そう嘆いていたジャンカルロ。ただ、2021 についていえば、これまで経験してき た中で、最も過酷で水不足となったヴィンテージと言います。全くの他業種から独学でワイン造りを始めた彼。「自分のやり方が正しいとは思っていたワケじ ゃないけど、お手本のようなワイン造りは初めから考えていなかったから、、。」、毎年畑で起きる状況を、自分なりに解釈し実践してきた彼。ただ 2021 年 の水不足は深刻で、多くのブドウが樹上で干しブドウ化してしまっただけでなく、樹齢の若いブドウ樹がかなり死んでしまったといいます。収穫量も例年よりも 30%以上少なくなったというヴィンテージ。非常に残念な結果となりましたが、収穫したブドウのレベルの高さは間違いないものとなりました! いつも通り 15%越えのアルコールはもちろんですが、それを一切感じさせない猛烈な果実とアロマティックさ。元来酸の低いブドウであるルケですが、 2021 はいつも以上にバランスが良く、フレッシュな酸も感じられます。一般的には香りは強いものの、単調で複雑さが無いルケ。しかし、彼の造るワイン は、溢れんばかりの果実香だけでなく、より複雑でいて多様な香りをもつルケ。改めて驚かされる素晴らしい味わいとなりました。 アスティの北東のヴィアリージにて、土地の地品種「Rucheルケ」を中心に栽培し、醸造学に縛られず自身の経験と直感をベースとしたワイン造り。ラ カッシネッタを支えているの は、経験値でも醸造テクニックでもない、溢れんばかりの素材(ブドウ)への信頼感。裏表のない情熱と強い意志を持った当主のジャンカルロ。昨年リリースとなったルケの新しいヴィンテ ージ。そして再入荷となるリゼルヴァ 2016 をご紹介いたします。（輸入元より）